孔 春燕 CHUNYAN KONG

蘇州荻馬針織服装有限公司 / 見本室課長

フェニックスでのあなたの役割について教えてください。

もともと92年の設立時にサンプル室専門の編み立て師として入社し、98年頃にキャリアアップとして設計の勉強を勧められ、高いモチベーションで取り組んだのを覚えています。現在では見本室の課長として、「蘇州三黄國際貿易有限公司」から受けた編地やサンプルのオーダーを管理するのが私の仕事です。DIMAの見本室には12名のスタッフがおり、設計師と仕様書の確認をしながら量産を見据えたサンプルを制作しています。
サンプルはオーダーの起点となる重要な仕事ですが、実際にオーダーに繋がった際には、量産に耐えられる設計になっていなければトラブルになります。新しい素材や技術を提案に盛り込む際には、量産時に再現性を保てるように、工場長や設計師と相談しながら、ライン長と実際の行程を組み立てるようにしています。そうした長年の経験と、グループが連携した職場の関係作りによって、現在の見本室のクオリティは保たれていると考えています。

仕事や会社において、これから挑戦したいこと、目指していることについて教えてください。

工場として、そして最初にお客様に提案されるサンプル制作を担う立場として、技術やノウハウの向上は常に考えています。ブランドのデザイナーが何を求めているのか、それを仕様書からきちんと読み解き設計に落とし込んでいく。他社との差別化が重要になってきていると感じています。そのためにも、フェニックスインターナショナルの東京チーム、蘇州チームともっと連携をスムーズにし、30近いブランドの特性やニーズの違いなどの細かいディティールを共有していかなければいけません。それは量産時のスケジュール管理も同様で、見本室の設計が間に合ってもプログラミングやラインの稼働状況とリンクしなければロスが生まれてしまいます。今できることは伸ばしていき、足りない部分、未経験の部分はもっと挑戦していきたいですね。

仕事以外で挑戦していることや楽しみにしていること、趣味などについて教えてください。

読書や映画鑑賞など、ひとりで過ごす時間も大切ですが、仕事仲間と買い物に出かけたり、食事に行くのは週に一度のリラックスタイムです。あとは家族で旅行に出かけたりするのが良い息抜きですね。

あなたにとってフェニックスはどのような存在、場所でしょうか?

私にとって、この工場を含めたフェニックスグループはもうひとつの家みたいな存在です。学校を卒業してからずっとこの場所で働いていますし、ここ以外の場所で働くことは考えたことがありません。長く努めていることでプロフェッショナルとしての経験も積めていると思いますし、なによりスタッフとの良好な関係がとても気に入っています。楊総経理はいつも優しくスタッフに気を遣ってくれるので、彼の下で働けることも大きな喜びであり、誇りです。これからもフェニックスインターナショナルの一員として、ともに手を繋いで一緒に成長して行けたら素晴らしいと思います。まさに、脇坂さんがみんなによく言う「同心協力(同じ心で共に働く)」ですね!