脇坂 大樹 HIROKI WAKISAKA

フェニックス東京本社 / 代表取締役

フェニックスでのあなたの役割について教えてください。

私の仕事は、社内外に向けてフェニックスインターナショナルと言う組織を最適な形にデザインすることだと思っています。
そして、社員が仕事を楽しめるように、いつも明るく楽しく仕事に取り組むことを大切にしています。ファッションという業界は明快な正解やゴールのない世界なので、いわゆる“仕事”として真面目になり過ぎてもつまらない。夢中で遊んでいるように取り組まないと、色気や面白さが出ず、ただの作業になってしまうと思っています。そういう意味でも、楽しく成果が出せる組織作り、とりわけ、自分たちの仕事を自分たちでデザインできる組織作りが僕の役割だと思っています。
また、もう一つの役割はプライベートブランドのサイドスロープのプロデュースですね。一見、僕個人の好きなことをやっているように思われがちですが、僕の感性はほんのスパイス程度で、本当のコンセプトはフェニックスインターナショナルの技術や考え方、そして世界中のきめ細やかなネットワークによる新しい表現を社内外にアピールすることが目的です。毎シーズンのコレクションに向けて新しい挑戦をすることで、技術的な深掘り、新しい切り口、素材への理解度、開発への意欲など、もの作りに必要な素地が産まれる土作りの役割を果たしていきたいですね。そのために、さらにチームのコミュニケーションが活発になり、工場などの生産背景へ興味が湧く。そうなると、お客様にも情報を共有したくなるものだと思っています。こうした良い循環が産まれる土壌を会社の文化にしていきたいと思っています。

仕事や会社において、これから挑戦したいこと、目指していることについて教えてください。

もっとみんなで視野を広げ、世界に出て行くことです。
自分たちが納得できる仕事をして成長するためには、“分かってくれる人”と一緒に仕事をしないといけない。わたしたちのもの作りに対する情熱や熱意、こだわりや飽くなき探求心を活用してくれる、必要としてくれるお客様に出会う努力をしなくてはいけない。そうなると、当然フィールドを世界に拡げて自分たちの可能性を試していくことが大切になってきます。私たちは「工場LOVE」という想いでやっていますから、この仲間たちの凄さをもっと、もっと世界に伝えていきたい。私たちの物作りを必要としている人はまだまだたくさんいると信じています。

仕事以外で挑戦していることや楽しみにしていること、趣味などについて教えてください。

そもそも仕事を“仕事”と思っていないので、あまりオンとオフのような境目は意識していないのですが、強いていえばゴルフと食事。どちらも仕事とはまた違う角度で人と交わることができるコミュニケーションだと思います。何気ない会話でも頭や意識のどこかで影響を受け、それが刺激になっているんです。そうやって自分を高めていくことが、アイデアなどのアウトプットの質や量に繋がっていくことがあります。これは自分にとって、とても大切なことですね。仕事のことを抜きにしても友人や仲間と一緒に過ごす時間は、僕にとって最高のリラックスタイムです。

あなたにとってフェニックスはどのような存在、場所でしょうか?

自分の存在価値を認めてもらった場所です。
だから、スタッフにとっても、頑張りがいがあり、自分の存在価値を高めていける場所にしていかないといけないですよね。欲を言えば家族のような場所になって欲しいし、仕事を通して自分を高められる場所にしていかなくてはいけないと思っています。