清水 誠三 SEIZO SHIMIZU

大連澤華服装有限公司 / 総経理

フェニックスでのあなたの役割について教えてください。

この大連澤華服装有限公司という工場は21年前に私が大連に作った工場で、創業以来フェニックスとはパートナー工場として生産に取り組んでいます。フェニックスでの役割という意味では、生産ラインを確保すること、品質を担保することが大連澤華服装有限公司の役割であり、総経理としての私の責任ですね。
当然、工場経営の責任者としての業務もありますが、もともと商社出身ということもあり、海外からのレザー素材などの買い付けも行っています。そうした商品を提案するお客様との営業窓口として、まだまだ最前線をやらざるを得ないという状況でしょうか(笑)。もの作りの品質における信用、お客様の商品を預かる信用など、日本のマーケットを理解したクラフトマンシップをスタッフに教育することも大切な仕事だと思っています。
時として、もの作りはスムーズにいかないことが当然あります。しかし、それをできるだけ早い段階で発見し、場合によってはラインを一旦停める判断力。こうしたトップとして正しいと思う決断も工場の信用を保つために私が意識している部分ですね。

仕事や会社において、これから挑戦したいこと、目指していることについて教えてください。

営業でものを売るということと、工場でモノを作るということはある意味反比例する部分があるんです。ですから、ものを作るうえで常に最大の壁だと感じるのはコミュニケーションです。営業の現場で感じたことがすぐに生産の現場に反映でき、現場の考えや意見がシームレスに営業に反映できる。これはとても重要なことです。
ですから、私たちも甘い指示にははっきりと意見を言う。でもそれを理解してお互いに良いものを作ろうという気持ちがあるから、信頼関係が築けるのだと思います。そういう関係をフェニックスと続けてこられたことは嬉しいですね。さらに継続し、ともに発展していくことが昔から今も続く私たちのチャレンジです。

仕事以外で挑戦していることや楽しみにしていること、趣味などについて教えてください。

仕事は仕事、人生は人生と思ってはっきり分けています。
実は3年ほど前から個人的に「COZZ (コッズ)」というバーを経営しているんです。まぁ、こちらは利益を求めると言うよりは一種の大連の文化交流拠点になればと思って始めたものですが、いまでは人生の楽しみのひとつになっています。あとは仲間と麻雀をしたり、バーで異業種の方とお喋りしたりする時間が仕事の疲れを癒やしてくれますね。

あなたにとってフェニックスはどのような存在、場所でしょうか?

なにせ創業以来のお付き合いなので、自分で立ち上げたこの工場と同じように愛着のある存在です。企業も仕事もすべては人だと思いますので、このような関係が長く続いたことはお互いに素晴らしいことだと嬉しく思います。私は大連からいつも応援していますし、期待以上の成果を出せるように努めていくつもりですので、これからも末永くともに手を取り合っていけたらこれに勝る喜びは無いですね。