金 福康 JIN FU KANG

蘇州長馬針織服装有限公司 / 総経理

フェニックスでのあなたの役割について教えてください。

2001年に設立された「蘇州長馬針織服装有限公司」は、「蘇州荻馬針織服装有限公司」のキャパシティを増強するために設立されました。私はヤン総経理の前任として「蘇州荻馬針織服装有限公司」の総経理も担当したことがあるので、「蘇州荻馬針織服装有限公司」よりも少しカジュアルなラインに強い工場が必要だと考えました。ですから、現在ではフェニックスのお客様のなかでもコストパフォーマンスやフットワークを求める製品を中心に扱っています。
品質に関しては工場長に任せ、工場の総経理としてはプライスの管理やコスト管理などの財務面を重点的にチェックしています。また、ニット商工協会の会長も兼任しているので、現場でどのようなことが起きているか、何が課題か、整理整頓は行き届いているかなど、少し現場に寄った目線で経営をするようにしています。

仕事や会社において、これから挑戦したいこと、目指していることについて教えてください。

正直、高い目標を設定しているので、到達にはまだまだ遠いと感じています。そのため、今後は外部の第三者機関等を入れて客観的な改善計画などを一緒に考えたり、製造面のコンサルティング会社なども検討して徹底的に改善していくつもりです。また、より良いものを作るための設備投資なども積極的に行っていきます。必要であれば、フェニックスにも指導や支援を積極的に提案し、二人三脚でもっと良い工場に生まれ変わるように尽力していきます。

仕事以外で挑戦していることや楽しみにしていること、趣味などについて教えてください。

歴史が好きなので、時代劇のドラマを見るのが好きです。あと、蘇州は自然環境が素晴らしいので、時間ができるとウォーキングしたり友人と過ごしたりする時間に癒やされますね。

あなたにとってフェニックスはどのような存在、場所でしょうか?

ニットの製造業界で、これだけ長く関係を築けているところは他には無いでしょう。それだけで、私の人生は成功したと誇りに思えるほどです。優秀な工場として政府から評価されている事実も、こうした私たちの関係の大切な一部だと思います。
先日、脇坂さんから「20年ありがとう!もう30年よろしくね!」と言われたとき、正直「大変だなぁ」と思いましたが、心のなかからじんわりと嬉しい気持ちが湧いてきました。新しい体制のフェニックスになって、きっともっともっと良くなっていくはずです。だから私たちもしっかりと頑張って、期待に応えていきたいと思っています。