白藤 準太 JUNTA SHIRAFUJI
フェニックス東京本社 / 企画部
フェニックスでのあなたの役割について教えてください。
企画部でメンズを担当しています。もともとファッションが大好きで、服飾のデザイン学校を出ました。いま、メンズファッションで何が求められているのか、そうしたトレンド感を大事にしながら、素材や技術についてもっと学んでいきたいと思っています。主な仕事は展示会を含めた企画のプレゼンテーションで、さまざまなブランドに企画として携われることが今の仕事の醍醐味です。フェニックスは自社工場を持っていることで、アイデアやイメージしたものをすぐ形にできるという強みがあります。企画部として、これはとても恵まれた環境だと思います。
また、2019年のピッティに初めて連れて行っていただき、素材の見方や種類、ファッションを取り巻く文化をたくさん吸収することができました。自分なりの所感をレポートに提出したのですが、会場の作りやイメージなど、展示会の参考になる気づきも多く得ることができたのは大きな刺激になりましたね。
仕事や会社において、これから挑戦したいこと、目指していることについて教えてください。
自分が目指すところは、メンズに特化してトレンドを取り入れながら追求していくことです。自分の企画には素材とか深掘りしたところが足りないので、自分の感性を大事にしつつもいろんな刺激を受けることにも積極的に取り組んでいこうと思います。海外を経験することで英語の必要性も痛感しましたし、展示会での見せ方、工場や機材の特性、素材の特徴など、学ぶことは多くありますが、自分のトレンド感や感性も大事にしつつ企画と向き合っていきたいと思っています。「ニットのメンズといえば白藤」といわれるようになりたいです!
仕事以外で挑戦していることや楽しみにしていること、趣味などについて教えてください。
基本的に服が好きなので、休みの日も洋服を見に行きます。仕事的に言えば自分が企画した商品がどのように店頭に並んでいるかも気になりますし、市場調査も兼ねています。毎日欠かすことのないリラックスアイテムは映画とお酒で、違う人生体験をしているような没入感に癒やされています。オンデマンドやサブスクリプションで手軽に見られるのも良いですが、自分はレンタルショップで選んで観るのが好きです。
あなたにとってフェニックスはどのような存在、場所でしょうか?
自分の生活のほとんどを占めている場所。めちゃくちゃしんどい苦しみも、大きな喜びも与えてくれる場所で、どんどん変化していくこと自体が楽しみです。イタリア出張の際も、脇坂さん、森さんと一緒だったのですが、初めてのイタリアだからと、観光地巡りもスケジュールに織り込んで楽しませてくれました。毎日外食だったのですが、ある日突然「たまには手作りの料理も食いたいだろ」とホテルで韓国料理を作ってくれて、ちょっとしたサプライズを用意してくださる気遣いが嬉しかったですね。なんか、叱咤激励だけでなく、そういうやり方で大人の度量みたいなものを教えてくれるところも先輩として尊敬しています。メンズチームは比較的年齢も近く、よく話すので、これからは会社としての楽しみももっと増やして行きたいなと思います。