林 祺 QI LIN

蘇州三黄國際貿易有限公司 / マネージャー

フェニックスでのあなたの役割について教えてください。

もうこの会社で14年のキャリアになりますが、もともと父が裁断の仕事をしていて洋服を作る仕事に興味があったこと、それから海外で仕事をしたいと思うようになり、日本語の専門学校へ通いました。日本と洋服の仕事ができるこの会社は、自分の理想的な環境でした。
現在は主に蘇州の工場とフェニックスインターナショナルの東京チームの橋渡し役として、生産管理を行っています。具体的にはサンプルの品質管理、スケジュール管理、トラブルが発生した際の解決などです。お客様の細かな要望に対してスケジュールを守りながら品質を保つのは大変な仕事ですが、みんなで力を合わせて行くのがこの仕事の楽しいところです。お客様に喜んで頂けたときはやっぱり嬉しいですね。

仕事や会社において、これから挑戦したいこと、目指していることについて教えてください。

チームのリーダーとして、メンバーの育成やフェニックスのポリシーを守ってもらうように指導していくことは自分の課題です。ただ理解させるだけでなく、きちんと納得がいくまでその理由を説明しなければ組織に浸透させることはできません。そのためにも、できるだけスタッフには日本語を学んでもらえるようにしています。細かなニュアンスなどを理解せずにただのメッセンジャーになってしまうと、クリエイティビティに欠けたルーチンワークになってしまうからです。「蘇州三黄國際貿易有限公司」のボスである呉 彬さんは優しいし、常に一緒に考えてくれるのですが、ときとしてスタッフの甘えになってしまう部分もある。優しさの裏側にあるお客様への想い、仲間への期待などを共有していくのも自分の大切な役割だと思っています。
さらに今後は東京チームの目となり、中国国内のメーカーからも素材や情報を集めたり、外部のリソースを使っていくことも考えています。世界を広げて視野を大きく持ち、いままでにない動きをしていくことも自分の掲げる挑戦の一つですね。

仕事以外で挑戦していることや楽しみにしていること、趣味などについて教えてください。

平日は帰宅したら子供の世話をしています。
休みの日には自分のサッカーチームで練習や試合に出るのがリフレッシュになっています。あとは車をいじるのが好きで、日本製の車をカスタムしたりして過ごす時間は至福です。家族で日本へ旅行することもあるのですが、ついでにパーツなどを買いに行けるのも楽しみの一つです。

あなたにとってフェニックスはどのような存在、場所でしょうか?

日本チームとも長い付き合いになり、ただの同僚という枠を超えて家族のような存在です。私はそういう気持ちでずっと働いてきました。新しい体制になって、たくさんの挑戦が待っていると思います。最初はうまくいかないこともあるかもしれませんが、これからも力を合わせて共にパワーアップして行けたら良いと思っています。